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北京五輪現地ルポ DAY14/木村恵子@北京
こんにちは!木村@北京です。今日は湿布が効いて肩の調子がすこぶるよいです。
北京では、心配していたご飯は問題なくおいしいし、メディア村の部屋は広くてキレイだし、暑さも思った程じゃなくなってきたし......、快適かと言えば、どうしても慣れないことがあります。それは、トイレ。ちょっとキタナイ話になりますよ。覚悟してください。えーー、メディアセンターの女子トイレの個室の中にはこんな注意書きがあります。
使用したペーパーはトイレに流さず、となりのゴミ箱に捨ててくださいというもの。便器の横にはゴミ箱があって、たしかに使用済みペーパーがこんもりと捨てられています。トイレの水流が弱いのが原因のようですが、イヤイヤもうちょっと頑張って流そうよ、と思ってしまいます。仕方ないので、私はペーパーは少なめにして、いつもこっそり流しています。(今のところ流れています)
北京五輪は開幕前からトイレ問題が騒がれていました。中国と言えば、ちょっと前まで、ドアがなくて前の人のお尻丸見え状態のトイレが普通にあって、海外の人から五輪のトイレは大丈夫かと心配の声が上がっていました。なんとか洋式のキレイなトイレを揃えましたが、ペーパーが流せない。そう、北京にいると「ああ、あと一歩なのに......」と思うことがよくあります。
ソフトボール球場で見た、ボランティアの学生さんたち。暑い中熱心に仕事をしていて、頑張ってるなと思ったのですが、観客席にファウルボールが飛んできた途端、血相を変えてボールに猛ダッシュ。ファウルボールは受け取った人にプレゼントされるので、記念にどうしてもほしいみたいです。観客の子どもを押しのけてゲットし、嬉しそうにポケットに閉まっていました。「ボランティア精神にはあと一歩で賞」です。
五輪メーン会場の近くには、「北京盤古七星酒店」という、自ら「7つ星」と名乗る超豪華ホテルがあります。
ちなみに、全体で龍の形を表しています。そこのオーロラビジョンに五輪期間中、金メダル受賞者の歓喜の表情や競技の名シーンの映像が流れているのですが、見ている限りほとんどが中国選手に関するものばかり。世界からお客様を呼ぼうというラグジュアリーホテルが、自国の選手ばっかでどうするよ、と感じるわけです。というわけで、「ホスピタリティにはあと一歩で賞」です。
五輪の応援もそうです。「ジャーヨ!」って熱くなって、中国を応援している分にはいいのですが、熱くなりすぎて他国のことを考えない。女子バレー日中戦では、1対20くらいの割合で少数派の日本の応援団が、たまに「ニッポンチャチャチャ」と声を上げると、明らかにムキになって「ジャーヨ」でかき消していました。女子マラソンのゴール時には、優勝したトメスク(ルーマニア)がゴールするとき、ちょうど中国人選手が2位争いをしていたので、優勝のゴールそっちのけで中国人選手を応援していました。トメスクさん、自分が応援されていると思っていたのに、なんだかきまりが悪そうでした。というわけで、「応援態度もあと一歩で賞」です。
最後に、中国の男子トイレには本当に、「その小さな一歩が、文明への大きな一歩です」という標語があるそうです。これは、「あと一歩」前に出て用を足せば、飛び散りを防ぎ清潔に使うことができ、文明国の仲間入りができますよ、ということらしいです。
中国にとっては様々な面で、その「あと一歩」が大きな一歩なんだろうなぁ、と思いました。
なんだか、トイレに始まりトイレに終わる、キタナイ話題になってしまいましたので、最後にもう一枚。
美しい「鳥の巣」をご覧ください。
ではまた明日!
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北京では、心配していたご飯は問題なくおいしいし、メディア村の部屋は広くてキレイだし、暑さも思った程じゃなくなってきたし......、快適かと言えば、どうしても慣れないことがあります。それは、トイレ。ちょっとキタナイ話になりますよ。覚悟してください。えーー、メディアセンターの女子トイレの個室の中にはこんな注意書きがあります。
使用したペーパーはトイレに流さず、となりのゴミ箱に捨ててくださいというもの。便器の横にはゴミ箱があって、たしかに使用済みペーパーがこんもりと捨てられています。トイレの水流が弱いのが原因のようですが、イヤイヤもうちょっと頑張って流そうよ、と思ってしまいます。仕方ないので、私はペーパーは少なめにして、いつもこっそり流しています。(今のところ流れています)
北京五輪は開幕前からトイレ問題が騒がれていました。中国と言えば、ちょっと前まで、ドアがなくて前の人のお尻丸見え状態のトイレが普通にあって、海外の人から五輪のトイレは大丈夫かと心配の声が上がっていました。なんとか洋式のキレイなトイレを揃えましたが、ペーパーが流せない。そう、北京にいると「ああ、あと一歩なのに......」と思うことがよくあります。
ソフトボール球場で見た、ボランティアの学生さんたち。暑い中熱心に仕事をしていて、頑張ってるなと思ったのですが、観客席にファウルボールが飛んできた途端、血相を変えてボールに猛ダッシュ。ファウルボールは受け取った人にプレゼントされるので、記念にどうしてもほしいみたいです。観客の子どもを押しのけてゲットし、嬉しそうにポケットに閉まっていました。「ボランティア精神にはあと一歩で賞」です。
五輪メーン会場の近くには、「北京盤古七星酒店」という、自ら「7つ星」と名乗る超豪華ホテルがあります。
ちなみに、全体で龍の形を表しています。そこのオーロラビジョンに五輪期間中、金メダル受賞者の歓喜の表情や競技の名シーンの映像が流れているのですが、見ている限りほとんどが中国選手に関するものばかり。世界からお客様を呼ぼうというラグジュアリーホテルが、自国の選手ばっかでどうするよ、と感じるわけです。というわけで、「ホスピタリティにはあと一歩で賞」です。
五輪の応援もそうです。「ジャーヨ!」って熱くなって、中国を応援している分にはいいのですが、熱くなりすぎて他国のことを考えない。女子バレー日中戦では、1対20くらいの割合で少数派の日本の応援団が、たまに「ニッポンチャチャチャ」と声を上げると、明らかにムキになって「ジャーヨ」でかき消していました。女子マラソンのゴール時には、優勝したトメスク(ルーマニア)がゴールするとき、ちょうど中国人選手が2位争いをしていたので、優勝のゴールそっちのけで中国人選手を応援していました。トメスクさん、自分が応援されていると思っていたのに、なんだかきまりが悪そうでした。というわけで、「応援態度もあと一歩で賞」です。
最後に、中国の男子トイレには本当に、「その小さな一歩が、文明への大きな一歩です」という標語があるそうです。これは、「あと一歩」前に出て用を足せば、飛び散りを防ぎ清潔に使うことができ、文明国の仲間入りができますよ、ということらしいです。
中国にとっては様々な面で、その「あと一歩」が大きな一歩なんだろうなぁ、と思いました。
なんだか、トイレに始まりトイレに終わる、キタナイ話題になってしまいましたので、最後にもう一枚。
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