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北京五輪現地ルポ DAY15/木村恵子@北京
こんにちは!木村@北京も、残すところわずかになりました。
今日は、興奮しました。女子ソフトボール、日本vsオーストラリア。延長の末、日本が逆転勝利。普段は、記者たる者、冷静に、公平な目で物事を見るべし、と心がけている私ですが(「どこがだーー」という声が聞こえますが)、今回ばかりはそうはいきません。
記者席はほぼ日本勢で、「よし!」「上野行け!」と絞り出すような声で声援が飛び交い、「ここは送った方がいい」「ここは大事に行け」など、にわか監督も多数いました。観客席は、ここは日本?と思うような大応援団。法被姿の応援団長もいました。
見ているこちらがここまで熱くなるのはなぜか? もちろん自国チームだからではありますが、それだけじゃないものを感じました。グランドの選手たちは、漆黒に日焼けし、かすれかすれの声で「ヨッシャー」「後ひとりぃ~」と叫んでます。それを見ていて思いました。この選手と同世代の大多数の女子は、きっとCanCa○を読んで、ゆらりんスカートをはき、入念に巻き髪を作って、目力アップのマスカラに余念がない。それは、きっと最も応用可能な道。
Aくんにモテなくても、BくんかCくん、Dくんくらいまで行けば1人はひっかかります。一番リスクが少ない道です。でも、漆黒でかすれ声を極めれば、応用は不可。ソフトボール一筋しかありません。その潔さ、取り換えが効かないハイリスクな人生に必死に挑む姿にこそ、感動するんだなと思いました。
惜しくも銀メダルだった、柔道78キロ超級の塚田真希選手が、全体重をかけて押さえ込みする姿に、残念ながらメダル獲得ならなかった重量挙げの三宅宏実選手が、雄叫びを上げてバーベルを持ち上げる姿に、心動かされるのは間違いありません。それが、応用不可人生の極みだからではないでしょうか。(選手たちはもちろん競技をやめたとしてもステキですよ)
そんなことを思いつつ、ソフトボールを見終え、記者会見が始まりました。ここでちょっとした日豪の違いを感じました。日本の場合、記者の質問は主に監督に集中します。選手に聞く場合も、ホームランを打った時の気持ちとか、明日の試合への 思いとか。一方、オーストラリアでは、ほとんどの質問に答えるのは選手。例えば、ソフトボールが次の五輪種目から外れることをどう考えるかとか、年齢を重ねることがピッチングに与える影響はとか。どっちかと言えば、今回の試合のことよりは、もう少し大きな話が多い。オーストラリアの選手に対して、「明日の日本と米国の決勝戦はどういう展開になるか」という、解説者に聞くんかい、とツッコミたくなるような質問も出てびっくりしましたが。きっと記事のニーズが違うんでしょうね。ちなみに記者会見は、すべて英語と中国語に訳されます。
今日は、少し前のアエラの表紙に登場してくださった、シンクロの鈴木・原田ペアの銅メダル獲得も見てきました。
4位の中国とは僅差。銅を守りきった安堵感で泣いていた姿が印象的でした。私は今までテレビでしかシンクロを見たことがなかったので、迫力に驚きました。テレビだとどの演技も凄くて、差なんて分かるの?と思っていましたが、やっぱり分かるもんなんですね。王者ロシアは、同一性も速さも高さも抜群でした。
明日も残り少ないオリンピックを目に焼き付けて、ご報告しますね!
ではでは。
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今日は、興奮しました。女子ソフトボール、日本vsオーストラリア。延長の末、日本が逆転勝利。普段は、記者たる者、冷静に、公平な目で物事を見るべし、と心がけている私ですが(「どこがだーー」という声が聞こえますが)、今回ばかりはそうはいきません。
記者席はほぼ日本勢で、「よし!」「上野行け!」と絞り出すような声で声援が飛び交い、「ここは送った方がいい」「ここは大事に行け」など、にわか監督も多数いました。観客席は、ここは日本?と思うような大応援団。法被姿の応援団長もいました。
見ているこちらがここまで熱くなるのはなぜか? もちろん自国チームだからではありますが、それだけじゃないものを感じました。グランドの選手たちは、漆黒に日焼けし、かすれかすれの声で「ヨッシャー」「後ひとりぃ~」と叫んでます。それを見ていて思いました。この選手と同世代の大多数の女子は、きっとCanCa○を読んで、ゆらりんスカートをはき、入念に巻き髪を作って、目力アップのマスカラに余念がない。それは、きっと最も応用可能な道。
Aくんにモテなくても、BくんかCくん、Dくんくらいまで行けば1人はひっかかります。一番リスクが少ない道です。でも、漆黒でかすれ声を極めれば、応用は不可。ソフトボール一筋しかありません。その潔さ、取り換えが効かないハイリスクな人生に必死に挑む姿にこそ、感動するんだなと思いました。
惜しくも銀メダルだった、柔道78キロ超級の塚田真希選手が、全体重をかけて押さえ込みする姿に、残念ながらメダル獲得ならなかった重量挙げの三宅宏実選手が、雄叫びを上げてバーベルを持ち上げる姿に、心動かされるのは間違いありません。それが、応用不可人生の極みだからではないでしょうか。(選手たちはもちろん競技をやめたとしてもステキですよ)
そんなことを思いつつ、ソフトボールを見終え、記者会見が始まりました。ここでちょっとした日豪の違いを感じました。日本の場合、記者の質問は主に監督に集中します。選手に聞く場合も、ホームランを打った時の気持ちとか、明日の試合への 思いとか。一方、オーストラリアでは、ほとんどの質問に答えるのは選手。例えば、ソフトボールが次の五輪種目から外れることをどう考えるかとか、年齢を重ねることがピッチングに与える影響はとか。どっちかと言えば、今回の試合のことよりは、もう少し大きな話が多い。オーストラリアの選手に対して、「明日の日本と米国の決勝戦はどういう展開になるか」という、解説者に聞くんかい、とツッコミたくなるような質問も出てびっくりしましたが。きっと記事のニーズが違うんでしょうね。ちなみに記者会見は、すべて英語と中国語に訳されます。
今日は、少し前のアエラの表紙に登場してくださった、シンクロの鈴木・原田ペアの銅メダル獲得も見てきました。
4位の中国とは僅差。銅を守りきった安堵感で泣いていた姿が印象的でした。私は今までテレビでしかシンクロを見たことがなかったので、迫力に驚きました。テレビだとどの演技も凄くて、差なんて分かるの?と思っていましたが、やっぱり分かるもんなんですね。王者ロシアは、同一性も速さも高さも抜群でした。
明日も残り少ないオリンピックを目に焼き付けて、ご報告しますね!
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2012/02/07 05:39:35
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2012/01/29 10:05:02
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16、「年賀状」考
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