北京五輪現地ルポ

2008年08月24日

北京五輪現地ルポ DAY18/木村恵子@北京

こんにちは!木村@北京も、残すところ競技は、今日と明日の2日だけとなりました。

今日は、なんと言っても星野ジャパン。残念でした。っていうか、見ていて歯がゆかった。もちろん、彼らも負けようと思ったわけではないし、普段の試合よりプレッシャーがかかったのかもしれないし、外国勢は実力が相当上だったのは否めない事実だと思うし、「必死さが足りない」ってことじゃないのかもしれませんよ。 でも、でも、でも!2日前にあの女子ソフトボールの気迫溢れるプレーを見ていただけに、それと比べると野球のみなさん、なんかちょっと真剣味ないんじゃないの~~と、思ってしまいました。こういう舞台では、「気迫」とか「気合」とか、目に見えない精神的なものが相当結果を左右するんだなと改めて実感しました。

それにしても、日本人は野球が好きです。今日の北京はカンカン照りで、皮膚が焦げそうな暑さ。それでも、スタンドは超満員で日の丸がいっぱい。

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突き放されても突き放されても、ずっと「ガンバレ、ガンバレ、ニッポン」って叫んでいた応援団が痛々しいほどでした。最後に、負けて整列した星野ジャパンにも温かい拍手が沸いて、「この応援団のためにも、もうちょっと頑張ってほしかった」と思ってしまいました。

そんな星野ジャパンにあって、1人孤軍奮闘したのが、3回表に3ランホームランを打った青木宣親選手です。ああ、あの3点リードのまま終わってくれたら、、、とスタンドで祈っていたのですが、叶いませんでした。その青木選手、次号のアエラの表紙の顔として登場です!

五輪にプロ参加を認めるかが議論になったのは昔。いまは日本の野球もプロ選手ばかりですが、こちらのプロは、スーパープロ集団。多分、今回の北京五輪参加チームの中で、最も給料が高い人たちの集まりでしょう。昨夜見たのが、バスケットボール男子のアメリカチームの試合です。

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いやぁ凄かった。さっき言いました、女子ソフト日本チームに代表される「泥臭い懸命さ」は、この人たちには皆無です。観客を楽しませるためにあえてダンクをぶちかますし、オーバーアクションで抗議してみせるし、ガムかんでるし。でも、次元が違うんですよ。そんなことで負けない。余裕しゃくしゃくが許される人って、きっとこのレベルなんですね。

実は、いまは鈍足の私も、かつて小学校から主に高校までバスケ少女でした。早朝の体育館でスリーポイントシュートの練習したなぁと感慨にふけりながら、レブロン・ジェームズに、コービー・ブライアンといった、名だたるNBAスターの華麗なるプレーを見ました。なんなんですかね、あんだけ苦労して練習してもスリーポイントなんて全然入らなかったのに、この人たちのシュートは吸い込まれるように面白いくらい入るんです。まあ、比べても仕方ないですし、この人たちも私の朝練どころじゃない練習してるわけですから、しょうがないんですけど。。。

バスケ会場はやはり他の会場とはちょっと雰囲気も違い、アマチュアスポーツの祭典というよりは、NBA風。タイムアウト中にもド派手なダンスや、マスコットがトランポリンを使ったショーがありました。観客席も派手で、オーロラビジョンに映し出された顔に、見覚えがあるなぁと思ったら、なんと世界のマラドーナでした。対戦相手がアルゼンチンだったからですね。

この五輪は、やっぱり観客席も世界のセレブが数々来ていたようです。水泳会場ではビル・ゲイツ夫妻を発見。対面にいたブッシュ大統領夫妻と手を振り合っていたようでした。簡単に言いますけど、近所のおばちゃんとおじちゃんがたまたま居合わせて手を振ってた、って話じゃないですよ。世界の政治と経済を動かしてる2人ですから、いやはや五輪のスケールのデカさをまざまざと感じます。

ではあと本当に少しですが、明日も北京からお届けします。お楽しみに~


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