頑張れアエラ

2009年02月05日

京都・文祥堂

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編集部 西谷 格


今回は前回の紀伊国屋書店梅田店の対極をいく、昔ながらの小ぢんまりとした個人経営の書店です。京都市内の繁華街から少し歩いたところにある文祥堂書店。昭和のはじめから三代続いている歴史のある本屋さんです。AERAは店頭の雑誌棚にしっかり置かれていました。

自動ドアが開いて店内入ると、広さは8坪ほど。蔵書は200~300冊。静かでこざっぱりしていて落ち着きます。三代目の藤野祥一(ふじの・しょういち)さん(49)に話を聞きました。

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「AERAは硬派な記事が多いので、骨太な企画で連載かなにかやって欲しいですね。ほかに硬派な雑誌が少ないので、とりあえずアエラを選んでいる人もいるかもしれませんが、ニュースの判断基準の1つとしては参考になる雑誌だと思いますよ」。

店内には灰皿や長いすが置いてあり、週末には顔なじみのお客さんがおしゃべりをしに来るそうだ。

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「常連の方になると、その方の本の好みも分かってくるので、それに合わせて書籍を入荷してお薦めしています。うちはとにかくお客さんとの距離が近いので、きめ細かくやっていきたいですね」

とはいえ大型書店が増えるなか、経営は決して楽ではなさそうだ。

「跡継ぎもいないし、もうやめようかと何度も思いましたよ。でもお客さんがうれしそうに本を買っていかれると、やったって思いますからね」

現在、店の売り上げの9割が配達販売による。一般家庭や企業、市役所や店舗などに向けて、藤野さんがバイクで本や雑誌を配達するのだという。そのおかげで、お客さんと1対1でちょっとした会話を重ねられる。

取材に伺ったときも、「出版業界の改善点」や「京都の人の気質」などなど、いろいろなお話をして下さった。こんな調子でお客さんとも会話を弾ませているのだろう。

「文祥堂書店」
住所:〒604-8091 京都市中京区姉小路通寺町東入ル
電話:075(221)1491
営業時間:午前9時30分~午後7時
定休日:特になし

AERA , 京都 , 文祥堂 , 編集部 , 西谷格 , 頑張れアエラ

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