頑張れアエラ

2009年02月11日

神戸・海文堂

編集部 西谷 格


JR三宮駅前の観光案内所で、

「神戸で書店探してるんやったら、海文堂(かいぶんどう)は是非行った方がええわ。一番の老舗やから」

と強く言われ、隣駅の元町の方まで歩いて行った。長いショピングモールの一角に、灰色の外壁と店のロゴが見えてきた。まずはAERAの置き場所を確認。店の入り口わきの雑誌コーナーに置いてあった。

店内は一見するとよくある昔ながらの本屋さん、という感じだが、2階に向かって階段を上ると驚いた。船の舵や大漁旗、帆船のポスターなどがズラリと並んでいた。

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店長の福岡宏泰さん(ふくおか・ひろやす・51歳)に話を聞いた。

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「うちはもともと海事書の専門書店だったんです。創業は1914年。1970年代に一般書も取り入れた総合書店に生まれ変わりました。今でも海事書の豊富さは日本一だと自負しております」。

2階の海事書コーナーには海に関する専門書やガイド、航海日誌などが並んでいた。
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船の科学館などから直接仕入れているものも多いという。難しそうな本がいっぱいだが、すぐ横には船のクラフト模型や船員の帽子、イカリ模様のマグカップ、アンティークグッズなどが並び、素人でも思わず足を止めてしまう。最近の売れ筋は、船型定規だそうだ。

「ここは港町ですから、お客さんに船や海に興味を持って頂き、当店にも親しんでもらえればありがたいですね」

という。

売り場面積は約220坪、蔵書は約18万冊。

アエラの印象を伺うと、

「電車の中吊り広告なんかよく見ますよ。あのダジャレのキャッチコピー、ときどき寒いような気もしますけど、つい見てしまうので話題にはなりますよね。月刊現代とか硬い雑誌が少なくなっていますが、アエラにはやっぱり硬派な路線を行って欲しい。私ぐらいの世代だと、やっぱりアエラには朝日ジャーナルのイメージがありますよ」

「朝日ジャーナル」は1959年から1992年まで続いた朝日新聞社発行の週刊誌。故・筑紫哲也氏が編集長をしていた時代もありました。


海文堂書店
住所:〒650-0022 神戸市中央区元町通3-5-10
電話:078(331)6501
営業時間:午前10時30分~午後7時
定休日:1月1日、2日。9月下旬または10月初旬の1日間(棚卸のため)


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