シネマ食堂

2009年02月27日

「カフーを待ちわびて」/ソーキブニの煮付け

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フードスタイリスト 飯島奈美


陽が昇ったら起き
天気良ければ庭ご飯
穏やかな生活こそカフー

田舎の思い出といえば、食べきれないほどの料理をテーブルいっぱいに並べてくれるおばあちゃん。料理を作るようになってから品数を作る苦労がわかり、それがどんなに心のこもったもてなしだったかに気づきました。映画「カフーを待ちわびて」(2月28日、東京・新宿バルト9ほか全国で公開)も、料理を通して沖縄のおばあの温かみを感じさせます。

沖縄の小さな島で商店を営む明青(玉山鉄二)に「幸」と名乗る女性から手紙が届く。明青が神社の絵馬に書いた嫁募集のメッセージを見たという。やがて「幸」は島に現れた。

カフーとは、沖縄の古い言葉で果報や幸せの意味だそう。閉塞感から変化を求める離島の暮らしが描かれていますが、陽が昇ったら起き、天気が良ければ庭でご飯を食べるという自然のリズムに合わせた穏やかな暮らしこそ、私にはカフーに思えます。ないものねだりなのでしょうか。

沖縄料理のソーキブニ(豚肉の骨付きあばら肉)の煮付け。昆布を加えることで、豚肉のうまみと海のだしの相乗効果が生まれます。家庭によってはかつおだしを使うことも。日持ちのする料理ですが、気をつけたいのは温め直すとき。せっかく軟らかく作っても、強火で急に温めると硬くなってしまいますよ。



◆レシピ
4人分
豚スペアリブ 800g
大根 1/2本(大きめに切り、下ゆで)
昆布 適宜(水で戻して結ぶ)

A
泡盛 100cc
砂糖(ざらめ糖) 大さじ3~4
しょうゆ 大さじ5
みりん 大さじ2

豚のゆで汁 7カップ(1.4リットル)

1
スペアリブを水からゆで、沸騰したらザルにあけ、水洗いする。

2
鍋に1とかぶるくらいの水を入れ、アクを取りながら1時間煮る。途中で水を足して肉が出ないようにする。

3
鍋にゆで汁7カップ、スペアリブ、大根、昆布、Aの半量を加え、落としぶたをして弱火で30分煮る。残りのAを加え、さらに30分から1時間煮る。

映画 , 沖縄 , 飯島奈美

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