シネマ食堂

2009年03月06日

「グッドモーニング、ベトナム」/鶏団子のフォー

20090309_cinema.jpg
フードスタイリスト 飯島奈美


かみしめる平和の味
ベトナムの日常食で

映画の撮影のため先日、タイに出張してきました。緑豊かな風景や人々の温厚な性格は、少し前の日本のよう。経済成長が著しい近くのベトナムもそんなイメージが先立ちがちですが、戦争の歴史は深く刻まれていることでしょう。一度は訪れて肌で感じてみたいものです。

映画「グッドモーニング、ベトナム」(1987年、アメリカ)は、65年のサイゴンが舞台。米軍兵の士気を高めるために呼ばれた人気DJ・クロンナウアー。破天荒な機関銃トークで人気者になるが、検閲でニュースの放送は制限される。

武器を持たないDJの視点から、庶民の日常を脅かす戦争の理不尽さをリアルに感じます。おいしそうに鶏団子のフォーを食べていたカフェも、テロで爆破されてしまいます。平和な日本で暮らしていても、食べものを無駄にせず、ごはん一食もおろそかにはしたくないものです。

フォーの麺には米粉で作られた細麺のビーフンを使いました。手に入らなければ春雨でも。ニョクマム、香菜、ライム果汁などお好みで加えると、シンプルなスープがどんどんエスニック風に変わっていきます。鶏もも肉を入れないときは鶏がらスープ小さじ1でうまみを補ってください。



◆レシピ
2人分
A
 鶏もも肉 1/2枚
 水 800cc
 塩 小さじ1と1/2
 しょうが 1片

B
 鶏ひき肉 100g
 玉ねぎ(みじん切り) 大さじ2
 にんにく(すりおろし) 小さじ1/3
 片栗粉 大さじ1/2
 塩 ひとつまみ

ビーフン(フォーか春雨でも) 100g
(ゆでて水洗いしておく)
もやし、香菜、ライム、ニョクマム 各適宜

1
Aを鍋に入れて火にかけ、アクをすくい、7~8分煮て粗熱を取る。

2
Bをボウルで混ぜ、6等分して丸める。

3
1の鶏肉を取り出してスライスしておく。残った汁を沸かし、2の団子を入れ、火が通ったら塩で味を調え、もやしを加え、火を止める。

4
器にビーフン、鶏のスライスを入れ、3をかけ、香菜を散らす。ニョクマム、ライムで味を足していただく。

グッドモーニング、ベトナム , フォー , 映画 , 飯島奈美

バックナンバー

アエラ最新号

2012年2月13日号

2012年2月13日号

最新号キーワード

食の信念が揺らぐ 銀行窓販保険の魅力と危険 早慶女子「一般職がいい」 女心の複雑 「脱東電」で電気代26%節約 「驚異の儲け」グリーよ どこへ行く 絢香インタビュー 荻原博子の石巻ルポ 今年の花粉症 AKB48「恋愛で脱退」のルールと戦略 

2012年2月13日号
定価:380円(税込)
表紙:松田翔太/俳優

雑誌を購入

デジタル雑誌を購入

から検索
から検索