シネマ食堂

2009年03月27日

「ぜんぶ、フィデルのせい」/パエリア

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フードスタイリスト 飯島奈美


家庭に手軽に
フライパンでお焦げも

家庭で手軽に作っていただけるようにレシピをできるだけ短くしているこの連載で、ずっと作ってみたかったのがパエリアです。映画「ぜんぶ、フィデルのせい」(2006年、イタリア=フランス)では、フライパンごと食卓に登場します。父親がスペイン人の家庭だからでしょうか。何度も試作して簡単でおいしいレシピをまとめました。

1970年、パリの名門カトリック小学校に通う9歳のアンナは何不自由なく暮らしていましたが、共産主義の政治活動に目覚めた父親が弁護士を辞めてしまう。小さなアパートに引っ越すことになったのも、大好きな宗教学の授業に出ることを禁止されたのも、「フィデル・カストロが悪い」と聞かされる。

大人の事情に翻弄されつつも、変化に対応していく幼い姉弟はたくましい限り。アンナ役の少女は500人の候補者から選ばれたそうです。

テフロン加工のフライパンを使うと失敗しにくく、おいしいお焦げもできます。コンロの上でフライパンを回して鍋底を均一に熱することと、アルミホイルのふたで水分を適度に蒸発させることが、ベタつかせないポイント。炒ったえびの殻とあさりを使った魚介の旨みでブイヨンは必要ありません。ピラフやブイヤベースにも応用できますよ。




◆レシピ
4人分
米 2合(研がない)
あさり 300g
有頭えび 5尾
トマト 1/2個(みじん切り)
玉ねぎ 1/4個(みじん切り)
マッシュルーム 3個(スライス)
むきグリーンピース(生) 25g
白ワイン 50cc
サフラン 1つまみ
にんにく 1片(みじん切り)
オリーブオイル 大さじ2

1
えびの頭と殻をむき2cmに切る。殻を鍋に入れヘラで潰しながら弱火で炒る。あさり100g、白ワイン、水450ccを加え、沸騰したら3分煮て漉す。

2
フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにく、トマト、玉ねぎ、米の順に加えて中火で炒める。1の煮汁460cc、サフラン、塩小さじ2/3を加え、沸騰したら3分煮て混ぜ、残りのあさり、えび、マッシュルーム、グリーンピースをのせる。アルミホイルをふわりとかぶせ、強めの弱火で底からパチパチと音がするまで15~17分炊く。火を止めて10分蒸らす。

ぜんぶ、フィデルのせい , パエリア , 映画 , 飯島奈美

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