松本佳子[業界コンフィデンシャル]

2009年02月03日

破綻まで贅沢を/愛する女性により滅びた小室帝国

歴史を振り返ると、女性ひとりで国が傾くということがあった。

小室哲哉氏の5億円詐欺の公判内容が明らかになり、傾国の美女・西施(呉の時代の美女)の話を思い出した。小室氏の音楽帝国は数人の美女たちによって倒れたようなものだった。クリスマスプレゼントに、とTRFのメンバーひとりひとりに1千万円、globeのメンバーにグループの名前にちなんで962万円ずつをプレゼントしたとか、前妻への慰謝料は7億8000万円とか、いちいち目ん玉が飛び出しそうな額。そしてとどめはこの言葉だ。

「(KEIKOとの)結婚後の1年がもっとも贅沢だった。湯水のように数億円を使った。破綻する直前まで贅沢させてやりたかった」

破滅を目の前に感じながら小室氏はこう思っていたという。まさに愛する女性によって帝国は滅びていったのだ。

事業に成功すると、若くてきれいで有名な女性を手に入れたくなる男性が多いようだ。かつて栄華を誇った実業家のO氏もH氏も破綻する直前、アイドルたちとウワサになってはいなかったか。実際のところ若い美女に翻弄されたぐらいで、会社が傾いたとは思わないが、そういう方向にいっちゃうことがそういうことなんだろうなぁ。沢尻エリカさまと結婚して嬉しそうにしているハイパーメディア・クリエイターの高城剛氏を見ていて、少し不安になってくるのは私だけだろうか。

実業家でなくとも、アイドル好き、若い女性大好きという男性がいる。「25歳までしか女に見えないね」などと腹の立つことをしゃあしゃあと言う同世代のオッサンに、「地獄に落ちろ」と毒づく私はまたひとつ年を取った。だからというわけではないが......昔の人が言っていたのとは逆で、畳と女房は古いほうがいいのだ。

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