押切もえ[日々、萌え。]

2009年06月26日

伝えたいならやるしかない!

6月某日、私はある表彰を受けるために、そのステージのすぐ脇で、自分の名前が呼ばれる瞬間をそわそわしながら待っていた...。なんと、このたび、この連載「日々、萌え。」でも出版の経緯を綴らせていただいた私の著書『モデル失格』が、「オリコン2009年上半期"本"ランキング タレント本部門1位」に選ばれたのです...! この事は表彰式の1週間ほど前、『モデル失格』の編集を担当してくれたI氏からメールで教えていただきました。

お祝いのメッセージが添えられた「オリコン1位」のメールを見た瞬間、「ウソーッ!?」と周りのことも気にせず声を上げて驚き、I氏にありったけの感謝を込めて返信。その後すぐに、あまりに嬉しすぎることが起きた時に私がするお決まりの習慣──ぎゅっと両手の指を組んでから顔を上げ、天に向かって「ありがとうございます」と口にする──をしていました(笑い)。

私は「○○の神様」と信じています(この時の○○は「果報」)。ただ、この時に告げた「ありがとうございます」の向こうには、その「神様」のほかに、たくさんの大切な人たちの顔が浮かんでいました。

「本を出そう」と告げられた後で、真っ先に書き始めたのは、一番に伝えたかった「日々に感謝し、夢を大切にすること」。形に残るものだからと、その思いをとにかくきれいな文章で残すことを意識して、肩に力を入れながら、まず一章を書き終えました。しかし、I氏の感想&第一声は「カタイ」「このままの文章だと普段の『らしさ』がまったく出ていなく、まるできれいごとのように聞こえちゃうよ」。

う~ん、確かに。だけど、さらけ出すのって難しい。照れくさいし、恥ずかしい。でも...、やってみよう。「伝えたいなら、やるしかない!」と結論を出したら速かった。

これまでに何度となく「絶対にあきらめない!」と思ったきっかけ、それはたしかに自分の中に数え切れないほど存在しています。まるで夢みたいに嬉しかった出来事も、忘れたいほど苦しかったことも、本当にたくさん。けれど、いつも前向きでいたいと思う私、「過去の苦い話」の方は日々の生活の中で時々笑い話として登場させるだけで、「痛かった」本当の感情は心の奥底に沈めたきり、滅多に外に出すことはありませんでした。でも、ここで、向き合ってみる。自分の成長のためにも。悔しい思いだったり、やるせない感情だったり、情けない思い出だったり...、それまで語ることのなかったネガティブな感情も含めて、素直な思いをキーボードに打ち込んでいきました。そして、モデル押切もえとして世間に出ている時には絶対に口に出さなかった弱音や、自分の弱い部分も......。

と、ページの終わりが来てしまったので、この続きはまた来週「お伝え」します!!

押切もえ

バックナンバー

アエラ最新号

2012年2月13日号

2012年2月13日号

最新号キーワード

食の信念が揺らぐ 銀行窓販保険の魅力と危険 早慶女子「一般職がいい」 女心の複雑 「脱東電」で電気代26%節約 「驚異の儲け」グリーよ どこへ行く 絢香インタビュー 荻原博子の石巻ルポ 今年の花粉症 AKB48「恋愛で脱退」のルールと戦略 

2012年2月13日号
定価:380円(税込)
表紙:松田翔太/俳優

雑誌を購入

デジタル雑誌を購入

から検索
から検索