2009年01月04日

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松坂大輔「世界一」への挑戦

メジャー移籍3年目を語る

編集部 伊東武彦


米国メジャーリーグに「サイ・ヤング賞」がある。通算511勝というメジャーリーグ記録を持つ大投手で、ボストン・レッドソックスの前身、アメリカンズにも所属したサイ・ヤングにちなんで制定された。創設は1956年。全米野球記者協会所属の記者28人によって選考され、歴代の受賞者には野球史上に残る投手の名前がずらりと並ぶ 。

レッドソックス入りして2年目の松坂大輔は、2008年のアメリカン・リーグ部門で、4位に入った。


5位以内はないだろうと思っていたので、意外でしたね。アメリカでは、勝っていても、ピッチングの内容が称賛されることはほとんどないので。いいピッチングをしても、試合後の記者会見で、記者から「ここがダメだった」とか、平気で言われますから。僕はアメリカ人の記者に好かれているとは思っていなかったので、意外と評価してくれたんだ、と......。

今でこそ一般用語になった「リベンジ」という言葉。10年前の千葉ロッテマリーンズ戦後のインタビューで松坂が使ったことで広まった。その後もまさにリベンジの野球人生。09年はワールドチャンピオン奪回を目指すと同時に、3月には、前回MVPに輝いた第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も控える。


2007年はチームは世界一だったけど、自分の成績はいまいちだった。2008年は自分の成績も良くて、それがチームの成績にもつながっていたのですが......。でも、それも負けて学んだ重みで、1年目には経験できなかったこと。そう考えるしかない。

WBCは、メジャーにいる他の国の選手たちから、もう日本に勝たせてたまるかという思いを、ひしひしと感じました。でも、僕らとしても負けるわけにはいかない。第1回とは違うプレッシャーはあります。そういう中で試合をするほうが好きですし、楽しいですね。

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