2009年04月05日

韓国「チャン・ジャヨン事件」

SEX接待リストの衝撃

編集部 小北清人


◆大スキャンダルの前奏曲

彼女の首吊り自殺を一般紙は簡単な顔写真付き記事で片づけた。チャン・ジャヨンさん(3月7日死亡、享年29)は1~3月に放映され大評判を呼んだドラマ「花より男子」(原作は日本の人気漫画)に出演、顔を知られ始めたばかりだった。

だが彼女の自殺は大スキャンダルの前奏曲だった。13日にKBSテレビが、彼女が生前に書き残していた、「(接待相手に)酒やゴルフ、セックスの相手をしろと所属事務所のA社長に強要された」との「告発書」を特ダネで報じたのだ。驚愕させたのは、彼女が接待したという8人の実名があったことだ。詳細は非公表だが、ネットには真偽不明のリストが何種類も出回った。本物のリストには、「大手メディアのトップ級2人、金融機関、IT、企画会社2社の各トップ、有名ドラマプロデューサー2人の名前があるようだ」(マスコミ関係者)

◆「私はもう人気女優」

警察は彼女の同僚女優から証言を確保。この社長を含む計9人の通話記録などを調べており、「誰が聴取されるか」が注目の的だ。

彼女は「接待女優」だったようだ。一部芸能事務所は無名の新人やタレントの卵を有力者への接待に使うといわれ、中でもA社長の接待ぶりは有名で「あの人の目に留まればお前の人生は変わる」を殺し文句に20~30人を抱えていたという。3年前に芸能界入り、芽が出なかった彼女だが昨秋、「花より男子」出演が決まり、「私はもう人気女優になったのだから接待の場に呼ばないで」と訴えた。だがAは「誰がお前を育てたんだ」と激怒、関係は悪化するばかりだった。

が、それだけが彼女を追いつめたわけではないようだーー。

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