2009年05月10日

おなかで「女性解放」

“文化の恥”から進化するベリーダンス

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編集部 斉藤真紀子


◆派手さのないダンスを舞台向けパフォーマンスへ

メロディーにあわせて、上半身が大きくしなる。リズムにのって、くるくる回転する。きらびやかな衣装をまとったベリーダンサーたちの群舞は、はじけるパワーにあふれている。

ベリーダンスといえば、レストランなど狭い空間で披露されることが多かった。もともとは「岩がコチコチ動くようなタイトな動き」(ダンサーのモライアさん)が多く、派手さはない。そこにバレエの動きや民族舞踊の要素を取り入れ、舞台向けパフォーマンスに発展させたのが、「ベリーダンス・スーパースターズ」だ。2003年にアメリカで結成されて以来、世界でファン層を広げ、5月に初の来日公演をする。

◆自信と美しさを表現

ベリーダンスはもともと中東では「男性を喜ばせるため」と思われ、陰の存在だったという。

ところがアメリカに渡ったベリーダンスは、「女性が女性のために踊るダンス」に姿を変えていた。年齢や体形に関係なく楽しめる。女性の魅力を発揮しながら、自分の気持ちを自由に表現できる。そのためには、女性の前で踊るに限る。1960~70年代の女性解放運動の時期から、そんな風に人気が広がってきた......。

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