2009年09月11日

女を磨くシェアハウス

男子禁制でも入居希望者殺到

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ライター 櫻木みわ


◆ひとり暮らしじゃなくてよかった

新入社員のアサミさん(22)は最近、人生初の告白をした。相手は、同期の草食系男子。

「君のことは、いいなと思う。でも、まずは仕事をちゃんと覚えたいから......」

ふるならハッキリふってほしいのに。落ち込んだ。すぐに家に帰って相談した。相手は、一緒に暮らすシェアメイトたち。

「時間を置いて、またいってみるのも手だよ」

「アサミはいままでどおり、あかるく彼に接すること」

次々とアドバイスをもらった。まるで、専属の恋愛カウンセラーがいるみたい。その日は、夜遅くまで皆で飲んだ。地元の大学を卒業し、就職のために上京して半年。ひとり暮らしじゃなくてよかった、と思うのはこういうときだ。

◆ダメンズからも卒業

アサミさんが暮らすのは、都内山手線の駅から徒歩5分の女性専用シェアハウス。シェア賃貸用にリフォームされたマンションのワンフロアに、20代から30代の女性4人で暮らす。家賃は月6万3千円。リビング、キッチン、バス・トイレは共有だが、各自の部屋は6畳以上の個室。家具や電化製品など、生活に必要なものは揃っている。

別のシェアハウスに住むマキさん(29)は、典型的なダメ男と付きあっていた。別れようと思いつつ、ズルズルと半同棲。思いきって女性専用ハウスに引っ越した。男性の立ち入りは厳禁。結果、彼が家に来ることもなくなり、関係を清算できた。

いまはシェアメイトに料理のレシピを習ったり、本や洋服を貸しあったりするのが楽しい。「シェアできるのは、物と空間だけではなく、情報もたくさん。生活の仕方や人との関係の築き方など、勉強になることが多い。女が磨かれます」

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