2010年06月06日

勝利のカギは「後半俊輔」

W杯開幕 リーグ戦3試合シミュレーション

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編集部 伊東武彦


 悩ましいといえば悩ましい。

 6月14日のW杯初戦まで1週間、スタメンの顔ぶれは、読みにくくなった。焦点は右サイドのMF。岡田武史監督の手にある2枚のカードは、中村俊輔と本田圭佑。初戦の相手カメルーンの陣形が流動的なだけに、指揮官の選択が注目される。

 二つのシステム(陣形)の併用になりそうだ。一つは、チーム作りの基本にしてきた「4-2-3-1」。「4」人のDFの前に守備的MFを「2」人、攻撃的MFを左右、中央と「3」人配置する。FWは、「1」人。右MFに俊輔、中央に本田を並べた韓国戦のパターンだ。

 もう一つのパターンは、「4」人のDFの前にアンカー(いかり)と呼ばれる守備専門のMFを「1」人置き、通常の守備的MFを前に上げて、左右のMFと合わせた「4」人を、FW「1」人の後方に「W」型に配置する「4-1-4-1」、イングランド戦のパターンだ。右MFには本田が入り、左足首負傷の俊輔はベンチだった。

 急遽、本大会用に準備した守備的な4-1-4-1の場合、攻撃的MFの定数は2。俊輔と本田のどちらかが、控えに回る公算が大きい。

 2人とも左利き。ポジションも、FKのキッカーという任務も重なる。2人の意地がチーム内の火種になりかねないという見方も出てきた。

 2人は併存しないのかーー。

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