シネマ食堂

2008年09月12日

「マリア・カラス 最後の恋」/ドーナツ

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「昔食べたかった」
甘いお菓子も
人生とともにほろ苦く

20世紀最高のソプラノ歌手と言われたマリア・カラス(1923-1977)の没後30年を記念して映画化された「マリア・カラス 最後の恋」(2005年、イタリア)。歌姫として、ひとりの女性として燃え尽きた彼女の愛と憎しみの物語です。

ギリシャの海運王オナシスと運命的な出会いをしたマリアは、実業家の夫と離婚して彼の愛人となる。歌と引き換えにしてもよいほど情熱を賭けた愛だったが、やがて終わりが訪れる。

マリア役のルイーザ・ラニエリの美しさに見惚れ、「椿姫」「メデア」「トスカ」など挿入されたオペラに聞き惚れ......。仕事の才能には恵まれていても、恋愛もうまくいくとは限らない。ほろ苦さを感じました。

クルーズでギリシャに寄港したとき、街角でワゴン販売していた蜂蜜入りの揚げ菓子。ギリシャ系移民の娘だったマリアが「昔、食べたかったお菓子よ」と話すと、オナシスはトレーいっぱいプレゼントします。そのシーンから、幼いときに食べた素朴な手作りドーナツの味を思い出しました。それを、刻んだカルダモンで大人っぽくアレンジ。代わりにレモン皮のすりおろしでさっぱりさせてもいいのですが、私はスパイス派です。




◆レシピ
直径4~5cmの丸型約15個分
A
強力粉 240g
薄力粉 60g(合わせてふるう)

牛乳 120cc(40度に温める)
卵 1個

B
ドライイースト 5g
砂糖、蜂蜜 各大さじ2

バター 大さじ2(常温に出しておく)
カルダモン 10粒(皮をむき、黒い粒を粗く刻む)
グラニュー糖、シナモン 適宜

1 Bを大きめのボウルに入れ、牛乳を注いで混ぜ、溶き卵、カルダモンを加え、混ぜる。
2 1にAを加えて4~5分こね、バターを加え、さらになじむまでこねて丸める。ボウルに入れ、ラップをして40~60分、約倍になるまで発酵させる。
3 2を打ち粉をした台に出し、めん棒で1cm弱の厚さにのばし、丸く型抜く。バットに並べてふきんをかけ、10~15分置く。
4 170度の油できつね色に揚げ、混ぜたグラニュー糖とシナモンをまぶす。




ドーナツ , フードスタイリスト , マリア・カラス 最後の恋 , 飯島奈美

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