シネマ食堂

2008年12月05日

「1978年、冬。」/マントウ

20081208_cinema.jpg
ホカホカの饅頭
手作りできると
満足度も高い

サザンオールスターズがデビューした1978年。中国では文化大革命が終わりました。「中国映画の全貌2008」(東京・新宿、ケイズシネマ)で上映中の「1978年、冬。」(2007年、中国=日本)は、その時期の混沌を描いています。

中国西北の小さな町・西幹道に、北京からひとりの少女がやってくる。18歳の兄と11歳の弟はともに、不器用で淡い感情を少女に抱く。

凍てつくような寒さの中、家族の夕食は父が蒸したホカホカの饅頭。蒸す、焼く、揚げるといった強い火を使うことが多い中国の料理は湯気が立ちのぼり、映画の料理シーンはいつもおいしそう。ホカホカご飯に目がない日本人としては、フランス料理よりもそそられますね。

私は専門学校生のとき、授業で肉まんを手作りできたのがうれしくて、試作しては近所に配り、分量を覚えてしまったほどです。発酵したまんまるの生地のぷにょっとした手触りが大好きです。失敗しないためには粉と湯をきっちり量ってください。

映画ではスープをつけていましたが、チャーシューとねぎ、甜麺醤で北京ダック風に、ハムとマヨネーズでサンドイッチに、と多国籍なアレンジが楽しめます。もちろんアツアツにそのままかぶりついても。

フードスタイリスト 飯島奈美





◆レシピ
8個分
薄力粉 125g
強力粉 125g
砂糖 大さじ2
ラード(または油) 大さじ1
ベーキングパウダー 大さじ1/2
ドライイースト 小さじ1強
塩 小さじ1/2
ぬるま湯(40度) 150cc

1
材料をすべてボウルに入れる(粉を入れ、中央をくぼませてドライイーストと砂糖を入れ、周りにラード、ベーキングパウダー、塩を散らす。中央にぬるま湯を注ぐ)。ゴムべらで全体をさっくり混ぜ、こねる。

2
まとまったらボウルに戻し、ラップをし、暖かいところで30~40分、発酵させる。

3
手で押して空気を抜き、8等分に切り分け、丸めてクッキングペーパーにのせ、ふきんをかけて10分休ませる。

4
蒸し器に入れ、中火で8~10分蒸す。

japanese food , フードスタイリスト , マントウ , 映画 , 飯島奈美

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