シネマ食堂

2008年12月19日

「PARIS」/ムニエル

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気分優れないときこそ
おいしい料理が
「いい薬」になる

「料理の仕事をしているんだから、一度はパリに行ったほうがいいよ」

そう言われ続けてきたのですが、ようやく訪れる機会に恵まれました。12月20日公開の映画「PARIS」(東京・渋谷、Bunkamuraル・シネマ)はエッフェル塔など数々の名所が描かれていて、旅への期待を膨らませながら観ました。

元ダンサーのピエールは心臓病で踊れなくなり、成功率40%の心臓移植を待つ。ベランダからパリの街を眺めて過ごすうち、向かいに住む女子大生が気になっていく。ピエールを心配して同居したシングルマザーの姉もまた、人生を考え直し始める。

余命を突きつけられたピエールは、日常のささいなことが幸せだと気づきます。不平不満を言葉にすると本当に嫌な気分になります。気分がのらなくても行動してみると案外、元気になれるもの。「病は気から」とはよく言ったもので、身体と精神はまさに一体。だからこそ、気分が優れないときにはおいしい料理が「いい薬」になるのですね。

代表的なフランス料理、ムニエル。イサキを1尾まるごと使いましたが、スズキや鯛の切り身でも。内外にしっかり塩をして、フライパンを傾けて油をかけながら皮をパリ パリに焼くのがポイント。ごはんとも相性抜群です。

フードスタイリスト 飯島奈美





◆レシピ
2人分
イサキ 2尾(1尾200g)
強力粉 適宜
ハーブ(タイム、イタリアンパセリなど。乾燥でも可) 適宜
塩、こしょう 各適宜
バター 40g
油(またはラード) 大さじ2
レモン 適宜

1
イサキは内臓を出してエラを取り、洗って水気を拭き取り、外、内側にしっかり塩をふり、15分おく。

2
1の水分を拭き取り、塩こしょうし、腹にハーブを入れる。強力粉を表面にまぶす。

3
フライパンにバター20gと油を熱し、魚を入れて中火の弱火で約6分焼いてひっくり返す。バターを足し、バターを魚にかけながら中火の弱火で3~4分焼く。皿に盛り、レモンを添える。

japanese food , paris , フードスタイリスト , フランス , ムニエル , 映画 , 飯島奈美

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