シネマ食堂

2009年01月09日

「阿修羅のごとく」/揚げ餅

20090112_cinema.jpg
正月が終わったら
鏡餅割って揚げて
みんなでほおばろう

あけましておめでとうございます。

松の内が終わると鏡開きが行われます。正月に供えた鏡餅を割り、雑煮や汁粉に入れて食べ、一家の円満を願う行事。映画「阿修羅のごとく」(2003年、日本)には、大きな鏡餅が登場しています。1979年に放映された向田邦子さん原作のドラマの映画化。父の愛人の存在に気づいた四姉妹の、複雑な感情と人間関係を描いています。料理本も出している向田さんの小説は、料理シーンが多いので大好きです。

四姉妹が集まり、叩き割った鏡餅をカリカリに揚げてほおばります。最近は本物の鏡餅を供える家庭は少なくなりましたが、丸餅や切り餅で作るときは、1週間ほど乾かしてください。核家族化などで旧い風習がなくなるのは寂しいもの。1年の初めにぜひ頑張って作ってみて下さい。

余った餅の活用レシピをもう一つ。「揚げ餅納豆」。乾燥させずに2センチ角に切って油で揚げ、ぷっくりと膨れたら、納豆、刻んだタクアン、山芋、しらす、ねぎ、梅干し、だし、しょうゆ、辛子を混ぜたものをかけます。ビールのCMの撮影現場で大好評だったので、私が居酒屋を開くとしたら、メニューに入れたい一品です。またお酒がすすんでしまいますね。


フードスタイリスト 飯島奈美





◆レシピ
餅 適宜
揚げ油 適宜
塩 適宜

1 乾いた餅を割り、160~170度の油でじっくり揚げ、色づいてきたら高温にし、きつね色にカラリと揚げる。全体に塩をまぶす。

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