シネマ食堂

2009年09月11日

「プール」/揚げバナナ

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フードスタイリスト 飯島奈美


パリパリなバナナ
タイの屋台で学んだ味


小林聡美さん主演の映画「かもめ食堂」、「めがね」に続き、「プール」(9月12日、東京・シネスイッチ銀座など全国で公開)でも料理制作を担当しました。

舞台はタイのチェンマイ。小さなプールのあるゲストハウスで働く母のもとを、離れて暮らす娘が訪ねてきます。余命を宣告された女性、人が良過ぎる青年らと過ごす6日間。娘は母に素直な思いをぶつけます。

前2作は日本の家庭料理が中心でしたが、今回は青パパイヤのサラダ、蟹のカレー炒めなど、タイの要素を取り入れつつ、日本人の口にも合う料理を提案しました。日本人の青年が振る舞う鍋は、青年が博多出身だと設定し、鶏の水炊きをタイ風にアレンジしました。

映画で「パリッ」という音が印象的なのが、この揚げバナナ。撮影中に滞在したホテルの近くにあった屋台で、低温でじっくり揚げてパリパリにするコツを教わりました。

帰国してから試作すると、バナナの種類や熟し方によっては揚げている間に溶けてしまうことがわかりました。1個を試し揚げして溶けやすいようなら、160〜165度の油で2〜3分で手早く揚げてください。

いろいろ試した結果、エクアドル産のバナナだとうまくいくことが多いです。同じ衣でさつまいもを揚げてもおいしいですよ。


◆レシピ

作りやすい分量
バナナ 2、3本

A
薄力粉、砂糖 各大さじ1と1/2
上新粉 大さじ3
塩、ベーキングパウダー 各小さ じ1/3
白いりごま 小さじ1
ココナッツロング 50g
ココナッツミルク 150cc

揚げ油 適宜

1
バナナは半分の長さに切り、さらに縦半分に切る。ボウルにAをすべて入れて混ぜ合わせ、5分おく。

2
バナナをボウルに入れ、手でていねいに衣をつける。

3
140〜150度の低温の油で7〜10分揚げる。表面に浮いて色づいてきたら火を強め、160度の油できつね色になるまで揚げ、しっかりと油を切る。

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シネマ食堂 , 飯島奈美

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