押切もえ[日々、萌え。]

2009年02月27日

言い間違いでも意味はどんぴしゃ!

長い打ち合わせが終わり、アネキャン編集部から帰ろうとしたとき。桃井かおりさんのエッセイを見つけました。しばらく自分の本と向き合っていたばかりだったので、ワクワクしながら手に取り、借りていくことにしました。

「この本を読んで"肥え"にするわ!」

その瞬間、周りがぽかーん。「それって、"肥やし"......ダヨネ?」。頭がいっぱいいっぱいだったとはいえ、この言い間違いは、恥ずかしい......。

こんなうっかりミスだけでなく、時々、私が言う言葉が周りにウケてしまうことがあります。本を執筆中に突然、いろんなことがとてもありがたく感じて、何を思ったか、一緒にいた編集部の人に「究極は、宇宙とのバイブレーションなんだよねっ」って発していたらしいんです。「ごはんが美味しいとかも結局、宇宙のね......」と話し始めたみたいで。私、こんなふうに突然熱く言い出すことがあるみたいです。これ、本を書いて気づいたことなんですけど。でも、そういう時に話す言葉は、その時の気持ちにどんぴしゃな言葉(話が飛びすぎて周りはひいちゃいますが。それにしても、宇宙とのバイブレーションて??)。文章や『モデル失格』を書いている時も、気持ちにフィットする言葉が降りてきて、「そう、コレ」という言葉を見つけた瞬間から、それが次々に連なって一つの文章を作り出していってくれる時、本当に気持ちがいいな、と思います。

普段、「口癖」ってぐらい、よく口にするのが「すごい」。でも、ブログを書く時にはほとんど使いません。自分の気持ちを表現できる言葉をきちんと綴れるからでしょうね。

大切にしている本に『美人の日本語』があります。この本には、「My辞書に記憶したい」という言葉がたくさんあるんです。私が好きだなと思うのは、「花冷え」という言葉。この言葉ひとつで、いろんな情景や気持ちが浮かびますよね。日本語は風景や気持ちの微妙なニュアンスを言い分ける言葉がたくさんある。目で見てもきれいだし、声に出してもきれい。美しい言葉は美しい風景、美しい所作、美しい気持ちを生む。そういう言葉を使えるようになりたいな。そして、より伝わる言葉を持っていたい。そのためにも、本をたくさん読んで"肥え"にしていかなくちゃ。

anecan , habit , moe oshikiri , モデル , 口癖 , 押切もえ

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