押切もえ[日々、萌え。]

2010年07月02日

唇が腫れたのはココロのせい!?

「忙しい」とは、「心」を「亡くす」と書きます。少しも余裕が感じられなくって、聞くだけでさみしい印象。使う言葉はときに私の体調やコンディションに大きく影響するので、なるべく、この「忙しい」などネガティブワードは使わないようにしています。たとえ仕事でへとへとに疲れても、時間に追われているような時でも...。

 他にも、猛暑の中、厚いファーのコートを着る真夏のロケの時などに「暑い」と言うと余計に暑く感じる気がするし、大変な時に「疲れた!」と言うと、余計に体が重くなる気が。

 言い放ったところで疲れが吹き飛んでくれるわけじゃなし、何にも解決しない上に、さらにそれを耳にする周りの人たちまでいやな気分にさせてしまう気がするので、やっぱり使いたくない。ただ、「暑い?寒い?どっち?」と聞かれたりして、その状況を伝えなければならない時は回り道をしないで使いますが...。

 仲の良い友達で、こんな人がいます。アパレル関係の人で、カッコもよく、スポーツができて、優しくて...一見とても素敵な男性なのですが、とにかくいつも、「疲れた...。つらい...。時間がない...」と口にしているのです。この前、彼の「なう」を覗いてみたら、「仕事が大変」「腰が痛い」「だめだ」...と、どんな場面でもそれ以外のつぶやきがなく、「ネットでも!?」と、思わず笑ってしまいました。

 最近では、そのぼやく様子をふざけて真似る友達も増えたりして、もはやネタのようになっている彼の苦痛つぶやきなのですが、本人は無意識に口にしていることも多いみたい。みなさんの周りには、そんな人っていませんか? 病は気から、のように、もしかしたらちょっと意識を逸らせば、そのつらさが半減することもあるかもしれないのに...。  でも、私も人のことは言えません。ちょうど1週間ぐらい前に、人生で初めて、というぐらい、唇が赤く腫れ、荒れたことがありました。ただの乾燥かな、とリップクリームを塗ってもなかなか治らないので、「これはひょっとしてココロの問題?─ストレスのせい!?」と、思いつく。そういえば、最近ちょっと「忙しい」かも。私、きっと気づかぬうちに無理をしちゃっていたんだわ...!!と、すっかり心に深い傷を持つ重病人のような面持ちで皮膚科に。

 すると、診てくださった美人の女医さんの答えはあっさり、「違いますね」の一言。「口紅で、合わないものがあったんでしょう。とりあえずこれを塗っておけば治ります」と、刺激のない軟膏を手渡してくれました。赤面しつつ、「あ、どうも...」と、病院を後にして、たしかに、私ってそんなにデリケートじゃなかったわ...と反省しました。...むしろタフですね、と。

 今も、また荒れてしまった時のためにポーチに入れている「My軟膏」を目にするたびに、「世の中にはもっと忙しい人が山ほどいるのよね」と、「忙しい」を使うに至らない自分を笑う私です。

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