ラブログ、なのかも。リターンズ

2009年04月16日

奇跡の学費、30万円。

しばらく株から遠ざかっていた私だけれど、このたび久々に投資をしてみた。

理由は、息子にお金がかかりすぎるから。彼が通う中学は、4月に10万円以上の額を口座から引き落とす。授業料にプラスして父母会費や教材費なども4月にまとめて請求するためだ。

これに加えて研修旅行代や教科書代や通学定期代など、合計したらなんと30万円近くの額を支払うことになっていた。


こういう時、しばしば私は"悲劇の母子家庭モード"に浸って我が身を嘆く。


ああっ、どうして息子を私立中学などに入れてしまったのだろう。女手ひとつで無事6年間の学費を払いきれるのかしら。

ああっ、どうして私は離婚しちゃったのかしら。パパがいてくれたら、こんなに追いつめられた気持ちには、ならなかったはずなのに......。


しかし嘆いてみたところで、事態は変わらない。私は銀行から引き出した当座の生活費・国民年金代・授業料の合計60万円をじっと見つめた。

幸いにも近ごろ株価は上昇気味だ。現金を少しでも増やしてから学校に納入できないだろうか。私は賭(か)けにでた。

失うわけにはいかない大切なお金なので銘柄選びもかなり慎重に行った。そして世界株安時よりほとんど値上がりをしていないとあるジャンルに注目し、自分のへそくりも加えて一気に投資したのだ!


しかし買った当初はジリジリと値が下がっていった。みるみるうちに2万円近いマイナスである。私は青ざめた。

お願い、持っていかないで、それは息子の大事な授業料なのよ、と慌てて株を売ろうとキーボードに手をかけた。しかし(今日一日だけ)とぐっとこらえて様子を見た。

するとどうだろう。まるでジャックと豆の木のようにするするっと株が上がっていくではないか。しかも、連日。ついには1週間も経たないうちに、約30万円のプラスを産んだのだ。


あまりの嬉しさに私は息子に「お母さん、株でお前の授業料を儲(もう)けちゃった」と打ち明けた。

すると息子は、

「僕は今年も特待生になれなかったけど、株で補えてよかったね」

と言ってくれた。息子はオールマイティーに勉強ができるタイプではない。とびきり数学ができるだけで、忘れ物も遅刻も多いし特待生タイプではない。私がそれを惜しんでいるのを彼も知っていたのだ。


「そうだね......」

私は胸が熱くなった。

「一所懸命ママがお前を育てているから、応援してもらえたのかもね。これは天がくれた奨学金だね」


目に見えない何かに感謝しながら翌日、株を売ろうとしたら10万も値段が下がり、儲けは20万になっていた!

ああ〜ッ、昨日売っておけばよかったのに〜ッ!

学費 , 息子 , , 母子家庭

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