2008年09月07日

戦史を題材に朗読劇

「保守界のアイドル」桜林美佐

編集部 太田匡彦


◆史実を元に自作

「これ、何て読むんですか?」

中国・雲南省へ仕事に向かう商社マンの素朴な疑問から、桜林美佐さん(38)による朗読劇「拉孟に散った花 ひとり語りの会」は始まった。

拉孟とは、雲南省のなかでもビルマ(現ミャンマー)に近く、第2次世界大戦中の1944年、約5万の中国軍を相手に1300人足らずの日本軍守備隊が戦い、玉砕した地。その史実をもとに、生き残りの元将校などに取材して桜林さんが自作した。

◆「歴史を知らなすぎ」

桜林さんが「ひとり語りの会」を始めたのは10年ほど前。フリーアナウンサーなどをするかたわら、最初は下北沢や新宿の小さなライブハウスで、無名のお笑い芸人らに交じってやっていた。メナド攻略の海軍空挺部隊や日本近海の掃海部隊など、歴史に埋もれてしまった人や出来事に光をあててきた。

「私も含めて、若い人は歴史を知らなすぎます。あまりに一方的な情報があふれ、本当に知ってほしい立派な人物が埋もれてしまっている。教科書には載っていないけど、こんな史実があったんですよ、ということを知ってほしいのです」

◆自然な感情で靖国へ

「靖国神社への思い入れは強いです。祖父がインパールで戦死していることもありますが、理屈でなく日本人としての自然な感情から、足が向かいます」
これから取り組んでいきたいと思っているのが、安全保障の問題だという。バランス良く勉強し、客観的な立場で、語っていければと考えている。

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