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次を担う「女性皇族」たち
愛子さまだけではない
編集部 大波 綾
この夏、高円宮家の3姉妹が一堂に会した。母の久子さま自らが撮影した鳥の写真展のオープニングセレモニーに出席したのだ。
2002年に急逝した高円宮憲仁さまと久子さまの間には、長女承子さま(22)、学習院大学で臨床心理学を学び、7月に成年皇族の仲間入りを果たした次女典子さま(20)、学習院女子高等科に在籍の三女絢子さま(18)がいる。公務で女王3姉妹が勢ぞろいするのは珍しい。
3姉妹の中で、いまでは「お騒がせ」という枕詞がすっかり定着しているのが、長女承子さまだ。9月21日、早稲田大学国際教養学部(略称SILS)に秋の「新入生」として入学した。早稲田の門をたたくのは、皇族で初めてのことだ。
◆「つぐちゃん大丈夫か」
承子さまは学習院女子大学に進んだが、すぐに休学し、04年、イギリスの名門エディンバラ大学に留学した。その後、学習院女子大学を退学し、留学期間を3年間延長して犯罪心理学などを学んでいた。エディンバラ大学で卒業を目指していたが、留学期間満了までに卒業できず、今年7月に帰国。SILSを卒業すれば、承子さまにとって「3校目の正直」になる。
「お騒がせ」の原因は、承子さまが英国留学中に書き込んでいたと思われる会員制コミュニティーサイト「ミクシィ」や、親友と運営していたヒップホップのダンスチームを紹介するPC版と携帯版のサイトの中身。
〈好きな人がゲイ......。終わってる〉
〈私も親さえ良いなら胸にヤモリの刺青入れたいんだけどなぁ~...間違いなく縁切られますかね(笑)〉
ニックネームはずばり「つぐ」。日焼けした写真入りで「ぶっちゃけトーク」の私生活がつづられていた。サイトの存在は07年2月8日号の週刊文春が報じたが、なぜか掲載目前に次々と閉鎖された。だが、いまでもサイトを保存しているページが一部残っている。いまどきの女子大生にも思えるが、宮内庁内では、3校目の入学に対して、
「つぐちゃん、今度こそは大丈夫だろうか」
と心配する声が上がっているという。
◆女性初の「博士」皇族
ただ、"やんちゃ"な女性皇族は承子さまだけではなかったようだ。宮内庁関係者によると、三笠宮寛仁親王の妹で、茶道裏千家の家元に嫁いだ千容子さんがお若いころ、フランスに滞在し、心配になった(母の)百合子妃殿下が連れ戻しに行かれたほどだったという。
容子さんは帰国後、1983年に5歳年下の裏千家若宗匠(当時)宗之さんと結婚した。
長年、皇室取材をしてきた文化女子大学客員教授の渡辺みどりさんはこう語る。
「いまではさすがと思われる風格で、16代家元・千宗室夫人の役割を果たされています。女官や看護師などにきっちりとしつけを受けて育った女性皇族は、若いころに外国で羽をのばされることがあったとしても、家の重みや今後あるべき姿を理解されているはずです」
一方、留学で勉学を究めた女王もいる。
「ヒゲの殿下」の愛称でおなじみの三笠宮寛仁さまと麻生太郎首相の妹信子さまの間に生まれた、長女彬子さま(26)が01年、学習院大学文学部2年のときにイギリスのオックスフォード大マートン・カレッジに留学した。学習院大学を卒業した後、04年に再び英国へ。いまは博士課程で学ぶ。美術史が専門で、海外にわたった日本の美術品のコレクションを研究している。博士号を取れば、皇族では「理学博士」の秋篠宮さまに続く2人目、女性皇族では初の「博士」皇族となる。
彬子さまの妹瑶子さま(24)は現在、日本赤十字社に勤務する「キャリアウーマン皇族」だ。体調がすぐれず、静養中の母信子さまに代わるように、がん闘病中の寛仁さまとともに公務に出席することもしばしば。9月6日には「寛仁親王杯第8回剣道八段選抜大会」を寛仁さまと一緒に観戦している。学習院初等科時代から剣道を始めた瑶子さまは、学習院大学剣道部女子部の副主将だった。
◆「眞子さま萌え」現象
皇室では、天皇直系の血を引く女性皇族を「内親王」、傍系を「女王」と呼ぶ。
女性皇族の中でも最近、数多く公務で経験を積んでいるのが、内親王である秋篠宮家の長女眞子さま(16)だろう。現在、学習院女子高等科の2年生。これまでも秋篠宮ご夫妻に付き添って公務に参加していたが、今年4月、東京・上野動物園にある子ども動物園に新しく仲間入りした野間馬の「えりか号」(メス)の贈呈式に出席。初の単独公務となった。
ネットで人気が高く、ニコニコ動画やユーチューブでは「PrincessMako」をテーマにした「ひれ伏せ平民どもっ!」というアニメの動画が大ヒット。「眞子さま萌え」現象が巻き起こっている。
妹の佳子さま(13)は学習院女子中等科2年。初等科2年から始めたフィギュアスケートで、07年の東京都スケート連盟主催の年齢別の大会で優勝した。中学生になり、眞子さま同様にご両親の公務に同行する機会も増えた。
天皇家の長女紀宮さま(黒田清子さん)が皇室を離れ、現在、皇室には皇太子ご夫妻の長女愛子さま(6)をはじめ8人の未婚女性がいる。
現行の皇室典範によれば、第12条で「皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる」とある。
先の彬子さまを筆頭に、今後、女性皇族は次々と「結婚適齢期」に差し掛かってくる。未婚の女性皇族の中でも、佳子さまがすでに13歳。皇室典範の規定では、内親王は15歳になれば皇室離脱の意思を表明できるようになる。
◆女性の活躍と典範改正
06年、皇室では41年ぶりの男児となった悠仁さま(2)が秋篠宮家に誕生したが、皇太子さま、秋篠宮さまの次の世代を担う男性皇族は悠仁さまおひとりしかいない。
ところが、皇室典範改正論議は悠仁さまの誕生でぴたりとやんだ。
女性皇族の活躍を横目に、宮内庁関係者はこう漏らした。
「悠仁さまのご誕生で女性・女系天皇支持の人たちはおとなしくなったが、現実の皇室は先細りする一方。いずれ皇室を離れる女性皇族の公務での活躍を喜んでばかりはいられない」
この夏、高円宮家の3姉妹が一堂に会した。母の久子さま自らが撮影した鳥の写真展のオープニングセレモニーに出席したのだ。
2002年に急逝した高円宮憲仁さまと久子さまの間には、長女承子さま(22)、学習院大学で臨床心理学を学び、7月に成年皇族の仲間入りを果たした次女典子さま(20)、学習院女子高等科に在籍の三女絢子さま(18)がいる。公務で女王3姉妹が勢ぞろいするのは珍しい。
3姉妹の中で、いまでは「お騒がせ」という枕詞がすっかり定着しているのが、長女承子さまだ。9月21日、早稲田大学国際教養学部(略称SILS)に秋の「新入生」として入学した。早稲田の門をたたくのは、皇族で初めてのことだ。
◆「つぐちゃん大丈夫か」
承子さまは学習院女子大学に進んだが、すぐに休学し、04年、イギリスの名門エディンバラ大学に留学した。その後、学習院女子大学を退学し、留学期間を3年間延長して犯罪心理学などを学んでいた。エディンバラ大学で卒業を目指していたが、留学期間満了までに卒業できず、今年7月に帰国。SILSを卒業すれば、承子さまにとって「3校目の正直」になる。
「お騒がせ」の原因は、承子さまが英国留学中に書き込んでいたと思われる会員制コミュニティーサイト「ミクシィ」や、親友と運営していたヒップホップのダンスチームを紹介するPC版と携帯版のサイトの中身。
〈好きな人がゲイ......。終わってる〉
〈私も親さえ良いなら胸にヤモリの刺青入れたいんだけどなぁ~...間違いなく縁切られますかね(笑)〉
ニックネームはずばり「つぐ」。日焼けした写真入りで「ぶっちゃけトーク」の私生活がつづられていた。サイトの存在は07年2月8日号の週刊文春が報じたが、なぜか掲載目前に次々と閉鎖された。だが、いまでもサイトを保存しているページが一部残っている。いまどきの女子大生にも思えるが、宮内庁内では、3校目の入学に対して、
「つぐちゃん、今度こそは大丈夫だろうか」
と心配する声が上がっているという。
◆女性初の「博士」皇族
ただ、"やんちゃ"な女性皇族は承子さまだけではなかったようだ。宮内庁関係者によると、三笠宮寛仁親王の妹で、茶道裏千家の家元に嫁いだ千容子さんがお若いころ、フランスに滞在し、心配になった(母の)百合子妃殿下が連れ戻しに行かれたほどだったという。
容子さんは帰国後、1983年に5歳年下の裏千家若宗匠(当時)宗之さんと結婚した。
長年、皇室取材をしてきた文化女子大学客員教授の渡辺みどりさんはこう語る。
「いまではさすがと思われる風格で、16代家元・千宗室夫人の役割を果たされています。女官や看護師などにきっちりとしつけを受けて育った女性皇族は、若いころに外国で羽をのばされることがあったとしても、家の重みや今後あるべき姿を理解されているはずです」
一方、留学で勉学を究めた女王もいる。
「ヒゲの殿下」の愛称でおなじみの三笠宮寛仁さまと麻生太郎首相の妹信子さまの間に生まれた、長女彬子さま(26)が01年、学習院大学文学部2年のときにイギリスのオックスフォード大マートン・カレッジに留学した。学習院大学を卒業した後、04年に再び英国へ。いまは博士課程で学ぶ。美術史が専門で、海外にわたった日本の美術品のコレクションを研究している。博士号を取れば、皇族では「理学博士」の秋篠宮さまに続く2人目、女性皇族では初の「博士」皇族となる。
彬子さまの妹瑶子さま(24)は現在、日本赤十字社に勤務する「キャリアウーマン皇族」だ。体調がすぐれず、静養中の母信子さまに代わるように、がん闘病中の寛仁さまとともに公務に出席することもしばしば。9月6日には「寛仁親王杯第8回剣道八段選抜大会」を寛仁さまと一緒に観戦している。学習院初等科時代から剣道を始めた瑶子さまは、学習院大学剣道部女子部の副主将だった。
◆「眞子さま萌え」現象
皇室では、天皇直系の血を引く女性皇族を「内親王」、傍系を「女王」と呼ぶ。
女性皇族の中でも最近、数多く公務で経験を積んでいるのが、内親王である秋篠宮家の長女眞子さま(16)だろう。現在、学習院女子高等科の2年生。これまでも秋篠宮ご夫妻に付き添って公務に参加していたが、今年4月、東京・上野動物園にある子ども動物園に新しく仲間入りした野間馬の「えりか号」(メス)の贈呈式に出席。初の単独公務となった。
ネットで人気が高く、ニコニコ動画やユーチューブでは「PrincessMako」をテーマにした「ひれ伏せ平民どもっ!」というアニメの動画が大ヒット。「眞子さま萌え」現象が巻き起こっている。
妹の佳子さま(13)は学習院女子中等科2年。初等科2年から始めたフィギュアスケートで、07年の東京都スケート連盟主催の年齢別の大会で優勝した。中学生になり、眞子さま同様にご両親の公務に同行する機会も増えた。
天皇家の長女紀宮さま(黒田清子さん)が皇室を離れ、現在、皇室には皇太子ご夫妻の長女愛子さま(6)をはじめ8人の未婚女性がいる。
現行の皇室典範によれば、第12条で「皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる」とある。
先の彬子さまを筆頭に、今後、女性皇族は次々と「結婚適齢期」に差し掛かってくる。未婚の女性皇族の中でも、佳子さまがすでに13歳。皇室典範の規定では、内親王は15歳になれば皇室離脱の意思を表明できるようになる。
◆女性の活躍と典範改正
06年、皇室では41年ぶりの男児となった悠仁さま(2)が秋篠宮家に誕生したが、皇太子さま、秋篠宮さまの次の世代を担う男性皇族は悠仁さまおひとりしかいない。
ところが、皇室典範改正論議は悠仁さまの誕生でぴたりとやんだ。
女性皇族の活躍を横目に、宮内庁関係者はこう漏らした。
「悠仁さまのご誕生で女性・女系天皇支持の人たちはおとなしくなったが、現実の皇室は先細りする一方。いずれ皇室を離れる女性皇族の公務での活躍を喜んでばかりはいられない」

2010/09/02 19:38:59
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2010/09/02 19:38:55
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2010/09/01 20:58:38
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2010/08/31 10:42:14
梨さん、ありがとう/学んだスクープ魂ずっと持ち続けます
2010/08/31 10:37:01
海保のヘリ墜落/隠蔽体質変わらず2年前にも大失態
2010/08/30 00:57:27
第十三話
2010/08/29 14:15:18
一行コピー:「出馬?説明責任は果たしたカネ?」/K野
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