2008年10月10日

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海外セレブ誌突然の花盛り

パパラッチ急増で「価格破壊」

ライター 中沢明子


◆海外セレブのゴシップ記事満載の雑誌が快進撃

昨年来、文字通り右肩上がりで部数を伸ばしている雑誌が注目を浴びている。海外セレブゴシップ雑誌『ゴシップス・プレス』(トランスメディア株式会社)だ。

「2007年6月にテスト号を発売したところ、あっという間に6万部が売り切れました。08年1月号から月刊化し、毎号1万部ペースで刷り部数を上乗せしています」

と、編集長の大柳葵理絵さんは話す。記事の大半は海外タブロイド誌の写真と記事の転載だが、美しい写真をえりすぐり、わかりやすい翻訳を心がけているという。

雑誌不況などどこ吹く風の勢いだが、実は3年前に創刊を検討した際、いったんあきらめた経緯がある。ゴシップ写真1枚につき数百万円を提示されたため、「とても採算が合わない」と判断したのだ。しかしその後、セレブのスキャンダルを追うパパラッチ写真家が増え、ゴシップ写真の相場が1ケタから2ケタも下がった。そんな環境の激変が、創刊→月刊化に踏み切った理由の一つだという。

同誌の快進撃を見て、2匹目のドジョウを狙うライバル誌の参入が相次いでいる。 『セレブ・スキャンダル』(ぶんか社)、『イン・セレブ』(英和出版社)、『ガールズ・ゴシップス』(メディア・クライス)、『スラッピィ!!』(蒼竜社)など、多くは名前も見た目もゴシップス・プレスにそっくりだ。

ところで、そもそも「海外セレブゴシップ」とは何か。目玉となるのは、パパラッチに"うっかり"撮られちゃったスターのおマヌケ写真である。

日本の芸能人は登場しない。なのに、なぜこんなにウケるのだろうか?

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