2009年04月26日

小児性愛教師からわが子をまもれ

学校に巣くう「変態教師」

編集部 田村栄治


◆学校に潜む小児性愛者

あきれ返った口調で検察官が問い直した。

「本気で言っているんですか」

昨年11月の水戸地裁土浦支部1号法廷。証人席には、白いシャツにこげ茶のスーツ姿で、横長の黒縁メガネをかけた、元中学校教諭・小島秀和被告(38)=当時・以下同=が、目を伏せて座っていた。
v 起訴容疑は強姦罪。2007年2月に小5女児を車でホテルに連れ込み、暴行したとされた。13歳未満との性交は、合意の有無に関係なく強姦になる。女児は教え子の妹だった。

正気か、と検察官が確認したのは、「セックスするつもりがなかったのならなぜしたのか」という質問に、元教諭がこう答えたからだ。

「触ると(児童が)すごく感じたのでびっくりし、調子に乗って胸を触ったりした。感じさせて終わりにしてしまうのもどうかと思い、してしまいました」

子どもが安心して勉強やクラブ活動、友だち付き合いに没頭できるはずの学校。ところがそこには少数ながら、児童を性の対象として見るペドファイル(小児性愛者)が、「先生」として潜んでいる。

◆露見は氷山の一角

ペドファイルは一般的に、13歳以下の児童や思春期前の子どもに性的な興味をもつ大人を指す。欧米では心の病とされ、日本でも同様の見方をする専門家が多い。小児性愛者と呼ばれるが、性愛という言葉が虐待行為を覆い隠しているとして、この呼び名に反対する意見もある。

NHKは1999年、全国の16~69歳の男女計3600人を対象に、性の実態調査を実施。その中で、13歳未満とセックスしてみたいかを尋ねた。その結果、「してみたい」「どちらかといえばしてみたい」を選んだ男性は、20代で12%、30代は7%、40代が2%、50代では8%いた(女性はこれら全世代でゼロ)。

その比率が教諭にも当てはまるかはわからない。ただ、各地の学校で、子どもに性的な関心を向ける教諭が教壇に立っていることは、次々と表面化する事件や、文部科学省の統計などからも明らかだーー。


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