2009年07月12日

ミッフィーの「万引き」

作者ディック・ブルーナさんに直撃しました

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ライター 朴 順梨 編集部 伊東武彦


◆ミッフィーの新作は「万引き」がテーマ

内容を知った担当編集者も、驚きの声を上げたという。

今年4月に出た「ブルーナの絵本」最新作『うさこちゃんときゃらめる』のことだ。

母親と買い物に出かけたうさこちゃん。店に置いてあったキャラメルを、こっそりとポケットに入れてしまう。

1955年にオランダで生まれ、9年後に日本で第1作『ちいさなうさこちゃん』が出た。それまで日本には0歳児から2歳児までを対象にした本がなく、赤ちゃん絵本の代名詞になった。それから半世紀近く。うさこちゃんはいつでもいい子だった。

が、訳者の松岡享子さんは、まったく驚かなかったと言う。

「うさこちゃんはもう、人間でいう幼児に成長しているのではないでしょうか」

言われてみれば、最近の作品では耳の垂れた同級生をからかう友人をたしなめたり、祖母の死に向き合ったり。差別や死という重いテーマも扱われている。

作者のディック・ブルーナさんにきいてみたーー。

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