2009年07月26日

行かないでブルーマン

異例の2年ロングランが終了

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編集部 斉藤真紀子


◆毎回パターンを破る

顔と手が青く光る、3人組の名はブルーマン。一言も発しない。表情も変わらない。動くのは、大きく見開かれた目玉だけ。

配水管を運んできて、棒でリズムを打ち鳴らす。接合部分をずらし、音階を奏でる。鈍く柔らかい音質が、味わい深い。

2007年12月に来日し、東京で上演を続けてきたブルーマンが、延長公演を経て、11月29日に千秋楽を迎える。これまでに35万人を動員した。大小の劇場がひしめくマンハッタンでも当時、型破りだった。1980年代に、3人のウエーター仲間が、頭や手を青色に塗りたくり、手作りの楽器で、街角やバーに繰り出し、パフォーマンスをしたのが始まり。91年に小劇場に移ると、パンク音楽を取り入れ、社会風刺を盛り込み、観客の頭上にトイレットペーパーを転がす、といった破天荒なパフォーマンスが受けた。

「もともとは即興の舞台。毎回パターンを破るようにしているんだ。不思議なことに、ブルーマンになると、ふだんより感情や動きが自由になるんだよ」

来日しているブルーマン、エリック・ジェボーさんは話す。

95年のボストンを皮切りに、シカゴやラスベガスなどの米国都市、ベルリンやロンドンなど欧州各地でも上演された。

日本公演では、独自ネタも盛り込んだーー。

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