2009年08月02日

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女は女を「五感」で選ぶ

口先のマニフェストにはだまされない

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編集部 木村恵子、長谷川拓美

◆女性有権者の目

かつてここまで、「女性有権者の目」を意識した選挙があっただろうか。

幼児教育無償化や保育園の待機児童解消......自民党vs.子ども手当支給や公立高校無償化......民主党。

両党とも、女性の支持を得やすい、育児や教育について手厚い政策を掲げた。女性からの人気は、政権選択を迫る今回の総選挙を勝ち抜くために、必要不可欠な条件だからだ。

◆表面でなく本性見抜く

でも、当の女性たちは、選挙直前のキレイなセリフにだまされはしない。都内の主婦(29)は、

「選挙前にはどんなにカッコイイことも言える。だから、政策の字面だけでなく、自分の五感で感じたことが投票の決め手になります」

特に、女性が女性政治家を選ぶ時、その五感はさらに研ぎ澄まされる。

女性のキャリア支援をする「コラボラボ」の横田響子さんは、こう言う。

「女性は化けられることを知っている。だからこそ、女が女を見る時は、感性をフルに働かせて、表面ではなく本性を見抜こうとするんです」

そんな女の感性が選ぶ女性政治家は──。本誌はアエラネットを通じて、女性が、どの女性政治家が好きか、嫌いかを探った。断トツの支持を得たのは、野田聖子消費者行政担当相だ。

◆「悩みの共有」できるか

都内の医療機関で働く女性(40)は、野田さんを見ていると、「軸が男にない」と感じるという。議論や役職で「男に勝とう」ともしていないし、逆に「男に媚びよう」ともしていない。

大学准教授の女性(49)は、不妊治療や離婚など、野田さんがプライベートでも困難を乗り越えてきたことに共感する。「悩みの共有」は女が仲間意識を抱くとき不可欠なものだ。

◆「肌がキレイ」は...

野田聖子vs.佐藤ゆかり。前回、同じ選挙区で戦った二人だが、佐藤さんは、野田さんと対照的に「男に媚びている」という印象が強く、「嫌い」の2位にランキングされた。

「『ゆかりタン』は『しょこたん』と同じ。男からアイドル的存在にされているのがイタイ」

とは、教育出版系で働く女性(41)。

だが、前出の大学准教授の女性は「ゆかりタン」的女性像も理解できるという。政界も学界もまだまだ男社会。あだ名一つにいちいち目くじらを立てていたらやっていけない。「ゆかりさんは美人だから嫉妬されるのかもしれないけれど、男社会を渡り歩く術を身につけているだけなのでは?」

「男に媚びてるランキング」の上位者は軒並み嫌われている。だが、1人だけ例外がいた。小池百合子元防衛相だーー。

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