2009年09月18日

女子を救う就職課力

不況でも就職に強い大学 [2]

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編集部 四本倫子


◆バブル崩壊直後並み

本当にこの会社は女子学生を採用する気があるのか──。

就職情報サイトで見つけた企業に、今度こそはと目星を付けてエントリーする。ところが、男子を優先して採用しているとしか思えないそっけなさ。そんな「空振り」が続き、内々定がなかなか取れない女子学生たちは、疑心暗鬼に陥ってしまう。

女性向け就職・転職支援サイト「ハナマル」を運営するキャリアコンサルタントの上田晶美さんは、今年の状況をこう分析する。

「バブル崩壊直後並みだと思います。女子学生に人気がある航空・旅行業界などの採用枠が少なくなっているのも影響していますね。女子は『好きなことを仕事にしたい』というこだわりが男子よりも強い傾向がある。こだわりが強すぎて、業界を絞り込みすぎた人は、かなり苦戦したのではないでしょうか」

◆キャリアを包括的に支援

今春就職した女子の就職率ランキングで、女子大トップはお茶の水女子大学だった。

そんな「最高峰」の学生たちも、今年は厳しい逆風にさらされているという。ただ、国立大学ならではの「強み」がある。学生たちは、センター入試で数学を受験している。そのため文系学生でも、IT関連企業を視野に入れた就活を有利に運べるという。今年はIT業界の勉強会も開いた。

一方で、管理職となる女性を育てるプロジェクトも今年から始めている。入り口の就職だけでなく、社会人としてのキャリアを包括的に支援する体制づくりに力を入れているのだーー。

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