2009年09月27日

CO2削減20%が限界

新車9割エコカーでも「真水」だけなら

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編集部 内村直之


◆失敗だったダイエット

9月22日、ニューヨークで開かれた国連気候変動サミットの開会式。緊張気味に英語で演説した鳩山由紀夫首相が、

「温暖化を止めるために科学が要請する水準に基づくものとして、1990年比で言えば2020年までに25%削減を目指します」

と温室効果ガスの削減目標に言及すると、会場から拍手がわき起こった。

温暖化をメタボに、温室効果ガスを体重に置き換えるとするならば、かなり大胆な「ダイエット宣言」である。首相のしたり顔を横目に、この国際公約、本当に実現できるのかと首をかしげた人も多いだろう。

97年、京都で国際会議が開かれ、温室効果ガス排出削減の具体的数値が設定された。いわゆる京都議定書である。そこで日本は、08〜12年に90年比で6%減らすと約束していた。ところが、年々の排出量は減るどころか増えているのだ。

やせようと思いながらも、毎日のご飯やおやつがおいしくてもりもり食べた結果、ダイエットどころか、かえって太ってしまった......そんな状況といえる。

京都議定書で決めたのは12年まで。それより先のダイエット目標については今年12月、デンマークのコペンハーゲンで開かれる国際会議で話し合われることになっている。それに備え、日本では昨年11月から、政府の地球温暖化問題に関する懇談会中期目標検討委員会で議論が重ねられてきたーー。

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