2009年10月18日

民主党政権は犬に優しい

政策集にも「動物愛護」観

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編集部 太田匡彦


◆首相も幹事長も愛犬家

民主党の圧勝に終わった総選挙の翌日、山岡賢次党国会対策委員長は久しぶりに都内の自宅に戻った。いつもなら足音を聞きつけて出迎えてくれる秋田犬・艮(メス)の姿が、この日はなかった。おかしいな、と思い名前を呼んでみた。

「艮ちゃん」。反応がない。甘えん坊で、頭をなでると体ごとすり寄ってきてくれるはずなのに、ほえ声すら聞こえなかった。

選挙期間中に死んだことを、この時に初めて知らされた。ショックを受けると思い、家族は艮の死を告げていなかったのだ。

「炎天下の選挙戦で私自身、死にそうな思いをしていたのだけど、そんな私の身代わりになって死んだんじゃないかと思ってね。本当に不憫でしかたがない」

山岡さんには艮のほかに、いずれもメスの甲斐犬・於大、雑種・ハッピーがいる。激務の合間の癒やしであり、大切な存在。愛犬たちは「娘」そのものだ。

政権交代を果たし、誕生した民主党政権。愛犬家が多い。アエラ緊急増刊「民主党がわかる」を発行するにあたって行った民主党衆院議員308人へのアンケートで、52人が計65匹の犬を飼っていることがわかった。猫や金魚なども含めると86人が何らかの動物を飼っていた。

振り返れば2006年、民主党は党のCMに柴犬を起用したことがある。当時代表だった小沢一郎幹事長は愛犬家として知られ、かつて飼っていたチビによく似た犬が抜擢されたとされる。小沢さんはチビを亡くした後も2匹の柴犬を育てている。

鳩山由紀夫首相も13年間、ゴールデンレトリバーのアルフィーと暮らしてきた。旧民主党を結成した96年に生まれ、首相に就任したその日に息を引き取った。幸夫人も動物愛護イベントなどに出演する。夫婦そろっての愛犬家なのだ----。

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