2009年11月29日

帰ってきた「プーさん」

英米で80年ぶりに続編出版

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ジャーナリスト 多賀幹子


◆新たにかわうそも登場

クマのプーさんの原作は、劇作家で詩人のA・A・ミルン(1882〜1956)が幼い息子クリストファー・ロビンのために書いた童話に、アーネスト・H・シェパード(1879〜1976)の挿絵を入れた『クマのプーさん』(1926年)と『プー横丁にたった家』(28年)の2冊の絵本だ。世界の50の言語に訳されており、日本では故石井桃子さんの名訳(岩波少年文庫所収)で知られている。

単なる子ども向けのストーリーではなく、随所に含蓄ある名言がちりばめられており、大人にもファンが多い。

そのプーさんの正式な続編が10月、約80年ぶりに英米の二つの出版社から発売された。題して『リターン・トゥ・ザ・ハンドレッド・エーカー・ウッド』。100エーカーの森に帰る、という意味だ。

プーさん、寄宿学校から帰ってきたロビン少年はもとより、トラのティガーやカンガルーのカンガなど、おなじみの動物たちが登場する。真珠をつけたメスのかわうそ、ロティも新たに加わった。彼らはクリケットやつづり字競争などをして楽しく過ごす。

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