2010年01月31日

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「冷え」取ってデフレも克服

「体温ビジネス」上昇中

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編集部 古川雅子


昨年のクリスマスイブ、東京・新宿駅に隣接するルミネを歩いていたら、はやりのモコモコ系あったか部屋着「ジェラートピケ」が目にとまった。

手に取ったパーカーとパンツは上下で1万1046円。部屋着にしては高い。でも「大人のデザート」という売り文句だけあって、カラフルで可愛い。たまには自分へのご褒美にと言い訳しながら会計の列に並んだ。なんと30分待ち。列には、彼女連れを含めて4人の男子の姿もあった。

ジェラートピケの販売店は、この1年で2店から13店に拡大した。1店舗あたりの売上高も倍増している。

◆モコモコ+機能性

 外がモコモコなら、内は薄手で保温力がある機能性下着というのが今流だ。ユニクロの「ヒートテック」は、売り切れが続出した2008年度の2800万枚をはるかに上回り、今季は5000万枚に達する見込みだ。

体を温めるとされる生姜の入った食品を手放せない「ジンジャラー」も流行語に。永谷園は、3年前にプロジェクトチーム「生姜部」を発足させ、「『冷え知らず』さん」シリーズを展開している。07年の発売以来、2500万食を売り上げた。

◆男性患者も増加中

そもそも体温上昇ビジネスの火付け役となったのが、川嶋朗医師の著書『心もからだも「冷え」が万病のもと』(集英社新書)。発売から3年で6万3000部を突破した。62万部の『体温を上げると健康になる』(齋藤真嗣著、サンマーク出版)など、書店には体温本がずらりと並ぶ。

ブームを支えるのは女性ばかりではないと、川嶋医師は語る。

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