2010年01月31日

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神社界の「不動産王」収入150億の経済力

明治神宮

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編集部 田村栄治、福田伸生、時津 剛(写真)


JR原宿駅の改札を出て、歩を進める。ある瞬間を境に、全身がすっと薄暗がりに包まれた。「神宮の森」に入ったのだ。

245種、17万本。高いもので30メートルを超す木々の枝葉が、都心の70万平方メートルを覆い、異質な空間をつくる。

明治天皇とその妻、昭憲皇太后を祭るこの神社は、日本人にも特に人気が高い。明治神宮によると、今年の初詣で客(三が日)は320万人。年間では1000万人近くが訪れるという。

清らかな印象が魅力の明治神宮。ところが、そのイメージに似つかわしくない側面が表面化している。

「明治神宮1億円申告漏れ」

そんな大見出しが産経新聞に躍ったのは、昨年12月のことだった。2006年までの5年間で、約1億円の申告漏れが見つかった。

「ほとんどは公益事業、収益事業の振り分けに対する見解の相違でした」

明治神宮の禰宜でもある、網谷道弘総務部長はそう説明する。

ただ、この一件が、明治神宮の別の大きな特徴を知らしめる結果となったーー。

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