2010年01月31日

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パンクブーブー

漫才って、そんなに考えて見るもんじゃない(佐藤)

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編集部 福井洋平 写真 小暮 誠


七つ並んだ、「パンクブーブー」の文字。それを眺めながら、ぼんやり考えていた。

あれ? パンクブーブーって誰だっけ?

09年末、漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」で史上2組目の「完全優勝」(審査員7人全員一致)を達成した瞬間。そのときを、2人はそう振り返る。

結成9年、芸歴は13年と15年。チャンピオンという栄光に喜ぶよりもまず戸惑いが来るほどに、2人は長い時間「光」とは無縁の芸人生活を送ってきていた。地味、華がない。そんな評判が2人を表舞台から遠ざけていた。

生活音にクレームをつけるアパート住人、陶芸家の弟子入り志願者。昨年M-1の2本のネタはシンプルな設定。

だが、それこそがパンクブーブーの「やりたいネタ」なのだ。ネタを書き、ボケも担当する佐藤哲夫は、そう言う。

悪口を書かない、旬のネタは使わない、(なるべく)下ネタは避ける。それが佐藤のネタ作りの制約だという。

誰もが笑えるネタを考え抜く。そんな佐藤の「姿勢」は、小学校時代につくられた。

「体が大きくて、1年生のときにいじめられてたんです」----。

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