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病院で犬と過ごした
いのちの時間を写しとる
編集局 河原理子
◆大塚さんの視点
ふわっとした犬の背中にほおを寄せたり、点滴スタンドを従えて廊下で犬を散歩させたり。『わたしの病院、犬がくるの』(岩崎書店)は、フォトジャーナリストの大塚敦子さん(49)が、東京・築地の聖路加国際病院小児病棟に2007年秋から足かけ2年通って撮った、子どもたちの姿が収められている。
治療だけでなく、畑で野菜を育てたり、さりげない楽しい時間が、そっと写しとられて、やさしい言葉が添えられている。
〈お医者さんごっこ、だいすき。だって、いつも、ちりょうされてるんだもん。たまにはするほうになりたいの〉
〈わたしたち、どこにいても、たのしいこと、みつけるよ〉
2年の間に、退院した子もいるし、旅立った子もいる。
編集者の池田春子さん(65)は岩崎書店を定年退職した後も、この本にかかわり続けた。長男(32)が小学生のとき小児がんで入院生活を送った。03年に聖路加の小児病棟をセラピー犬が訪ねる活動が始まったことを知り、
「大塚さん、いつか撮ってくれないかな」
大塚さんは、主にアメリカで、自分の生と向き合う人を撮ってきた。エイズとともに生きる女性、刑務所で介助犬を育てる受刑者......。その人たちの傍らに犬や猫などの動物たちがいた。
『さよなら エルマおばあさん』(小学館)では、エルマおばあさんの最期の1年を、介護しながら飼い猫の視点で撮った。これを出したとき「日本ではこんな撮影は無理だろうね」と言われた、と大塚さん。アメリカでは、刑務所でさえ撮影を断ったのは1人。しかし日本で、闘病中の子どもを撮ることを了解してもらえるだろうかーー。

2012/02/10 05:46:22
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2012/02/09 23:46:43
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2012/02/07 05:39:35
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2012/01/29 10:05:02
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2012/01/23 10:20:44
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2012/01/22 14:19:12
16、「年賀状」考
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