2010年07月12日

日本の夏、プログレの夏

霞が関を激震させる

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編集部 大鹿靖明


 参院選の投票結果によっては政治が大きく動くこの夏、霞が関を激震させるイベントが催される。日本初の試みのプログレ・フェスティバルが、官庁街に隣接する日比谷野外音楽堂で開かれるのだ。

 1970年代ロックの重要潮流だったプログレは、その「長い、重い、暗い」曲想が軽薄短小の世に受け入れられず、80年代以降衰退した。それでも、欧州を憧憬し続ける極東日本には、少数派だが、熱心な支持者がいた。ギリシャ危機によるユーロ安のおかげで欧州から呼びやすい。今しかないと本邦初のプログレ・フェス開催の運びとなった。

 英国から来るのは、ジェネシスのギタリストだったスティーブ・ハケット、女性ボーカリストのアニー・ハスラムを擁するルネッサンス。どちらもクラシック音楽と英フォークを折衷させた典雅なシンフォニック・ロックを奏でるプログレ保守本流である。迎え撃つのは、日本の誇る四人囃子だ。

 フェスを後援してもいる専門誌「ストレンジ・デイズ」の岩本晃市郎編集長(51)は語る。「今回は初めてなので、『これがプログレだ』という王道をいくバンドを集めました。ぜひ、2回、3回と続けていきたい」ーー。

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