2012年01月06日

乾燥が引き起こすお肌のアレルギー

保湿をしてトラブル撃退

20120116_s_3.jpg
編集部 大重史朗


 東京・東五反田にある大山皮フ科クリニックに昨年末、30代の女性会社員が訪れた。

「顔の皮膚がかゆくて、毎日の化粧のノリが悪い。お肌が乾燥しているみたいです」

 女性は保湿とかゆみ止めの軟膏をそれぞれ処方された。院長の大山恵子さんはいう。

「皮膚をカバーするために、軟膏は効果があります。化粧をしている昼間は軟膏を塗れないので、自宅に帰って寝る際に、保湿剤を塗るように勧めています」

 炎症がなければ、1週間程度で皮膚に潤いが出てくる。そして、冬場などの乾燥した季節では、部屋の中で加湿器を使いながら保湿剤を塗り続けるのが乾燥肌を防ぐコツだという。

 大山さんは、乾燥肌を訴えてくる患者について、(1)化粧のノリが悪いと訴える(2)激しいかゆみがある(3)皮膚がむけるほどになるまで病院にかからない、という共通点を指摘する。

 大山さんによると、最近はエアコンのほか、パソコンが発する静電気などの影響があり、一年を通じて乾燥肌になりやすい。昔は中高年世代がなりやすかったが、最近は10代後半から中高年まで、誰でも乾燥肌になる時代になった。

 注意すべきことは何か。大山さんはこう話す。

「たんぱく質は皮膚の細胞が作られる際の基礎になる成分。ダイエットなどで肉や魚を食べないと、皮膚がきちんと作られないのでよくありません。アルコールも血液の循環をよくするので、かゆみが増す場合があります」

バックナンバー

アエラ最新号

2012年2月27日号

2012年2月27日号

最新号キーワード

「揺れやすい町」100 明大「志願者日本一」 パワポ馬鹿とメール馬鹿 牛乳のセシウム 篠田麻里子、指原莉乃、松井珠理奈 陛下と近代医療 カリフォルニア工科大 伊勢谷友介

2012年2月27日号
定価:380円(税込)
表紙:松井冬子/画家

雑誌を購入

デジタル雑誌を購入

から検索
から検索